透明な君が帰る場所
佇。。
道が開けたその先に、、
明日、帰るって約束した。
お盆休みをもらって、帰ってる交差点付近から動けない。
前に進めなくなってしまった。
なんでかってーー?
それはーーーー
「大丈夫?」
誰?
白の車、20代ぐらいかな。
誰も話しかけて来なかった。
「動けない。
帰らないと行けないのにーー。
約束したのにっ」
雨の中。
ぎゅっ、と拳を握った。
雨が急に晴れて、見上げたら
車の中の彼は、傘を持っていた。
「送って行くよ、帰ろう。
君が帰る場所ーー」
誰だか分からない人。
だけど、怪しくないその瞳に
私は安心したんだ。
お盆休みをもらって、帰ってる交差点付近から動けない。
前に進めなくなってしまった。
なんでかってーー?
それはーーーー
「大丈夫?」
誰?
白の車、20代ぐらいかな。
誰も話しかけて来なかった。
「動けない。
帰らないと行けないのにーー。
約束したのにっ」
雨の中。
ぎゅっ、と拳を握った。
雨が急に晴れて、見上げたら
車の中の彼は、傘を持っていた。
「送って行くよ、帰ろう。
君が帰る場所ーー」
誰だか分からない人。
だけど、怪しくないその瞳に
私は安心したんだ。
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