結婚から始めましょう。
そこからの華子の勢いはすごかった。
すぐさま蓮のご両親に連絡して、国内に足止めした。もちろんご両親は蓮からも連絡を受けていたようで、今回のことを手放しで喜んでいるらしい。
それから幸太郎にも報告をして、一年以内の披露宴を目指すと決めてきた。これに関しては蓮の立場もあってかなり大掛かりなことになるようで、戦々恐々としている。
もちろん、幸太郎も私達のことを喜んでおり、早く私に会いたいと話してると伝え聞いた。
肝心なのは、私と蓮の仲。
初めて会った日に連絡先を交換して以来、蓮は毎日メールをくれる。それは私を労る言葉と共に1日の終わりの挨拶が添えられたものだったり、出張先で見つけたならではのものを撮った写真だったり、かしこまらないものばかりだ。
まだ私から送る勇気はないけれど、蓮のくれるメールに返信することは苦痛ではない。
それどころかだんだん楽しみにしている自分がいた。
華子が気を利かせて、私の勤務を事務専属にしてくれたことで、本来なら休日や夜がメインとなる職場だけど、平日の勤務だけになった。
それによってできた時間を、蓮とのデートに当てよという、無言の指令だ。
蓮自身は週末が休みだけれど、さすがに社長となれば休日出勤もありうる。けれど、せめて休日のどちらかは会えるようにしてくれている。
私かデートすらしたことないと知って、まずは王道にと、映画や水族館に連れて行ってくれた。
私とは感覚の違いそうな彼のこと。最初はどんな場違いなデートに連れて行かれるのかとビクビクしていたけれど、ちゃんと私に合わせてくれる。
すぐさま蓮のご両親に連絡して、国内に足止めした。もちろんご両親は蓮からも連絡を受けていたようで、今回のことを手放しで喜んでいるらしい。
それから幸太郎にも報告をして、一年以内の披露宴を目指すと決めてきた。これに関しては蓮の立場もあってかなり大掛かりなことになるようで、戦々恐々としている。
もちろん、幸太郎も私達のことを喜んでおり、早く私に会いたいと話してると伝え聞いた。
肝心なのは、私と蓮の仲。
初めて会った日に連絡先を交換して以来、蓮は毎日メールをくれる。それは私を労る言葉と共に1日の終わりの挨拶が添えられたものだったり、出張先で見つけたならではのものを撮った写真だったり、かしこまらないものばかりだ。
まだ私から送る勇気はないけれど、蓮のくれるメールに返信することは苦痛ではない。
それどころかだんだん楽しみにしている自分がいた。
華子が気を利かせて、私の勤務を事務専属にしてくれたことで、本来なら休日や夜がメインとなる職場だけど、平日の勤務だけになった。
それによってできた時間を、蓮とのデートに当てよという、無言の指令だ。
蓮自身は週末が休みだけれど、さすがに社長となれば休日出勤もありうる。けれど、せめて休日のどちらかは会えるようにしてくれている。
私かデートすらしたことないと知って、まずは王道にと、映画や水族館に連れて行ってくれた。
私とは感覚の違いそうな彼のこと。最初はどんな場違いなデートに連れて行かれるのかとビクビクしていたけれど、ちゃんと私に合わせてくれる。