近そうで遠い存在
蘭「恥ずかしいわ!!いい加減やめんかい!!!!」
ドゴォ!!
バキャ!!
「「ってえ〜っ!!」」
蘭「はい、さっさと席に着く!!」
二人はしょんぼりしながら席へと着く。
蘭「Σ!(はっ!!やっば!!!本気でキレちゃったじゃない!!)」
先生「ま…まぁ、ホームルーム始めようか…」
そしてやっとの事で始まったホームルーム。
蘭「楮那ー!今日何処い「「「楮那くぅーんっ」」」げ…」
突如現れた女子軍に蘭嘩はいかにも嫌そうな顔をした。
楮「あ、ごめんな。今蘭嘩と話してっから待っててくんねーかな?」
楮那がキラキラスマイル(本人は気付いてないが)でいうと…
「「「は…はい…(□)」」」
と、あぁっと崩れながら言った。
楮「で、何?蘭嘩。」
いいのかな…?
と思いつつも言う。
蘭「今日放課後買い物行くんでしょ?何処行「「「買い物ォォオ!!??」」」……」
またもや女子軍に言葉を渡られ不機嫌な蘭嘩。
「ちょ、なんでアンタと楮那君がぁ!?」
「そーよそーよ!!どーせアンタが誘ったんでしょ!?」
残念ナガラ違イマスと心で思った蘭嘩。
楮「いや、俺が誘ったの。可愛いでしょ?蘭嘩。」
蘭「はぁっ!?かかかかかっ可愛いィ!?!?」
こんな私がぁ!?
蘭「ははは、寝言は寝て言いな楮那。」
うん、そうだ。
私が可愛いはずがない。
ありえないってばありえない。
楮「可愛いんだよ蘭嘩は。」
蘭「だからっ―――」