触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜
「ミカさん、お待たせしましたーーってちょ、待って待って!」
卒業アルバムに手を伸ばす私に気づいた澪ちゃんが慌てながら駆け寄る。
「……見ました?」
「まだ見てない、ダメだった?」
「ダメです」
「え、なんで?」
「今と全然違うから」
鬼気迫る顔で卒業アルバムを死守する澪ちゃんに圧倒される。
「とりあえず、着替えましょうか。向こうが寝室なのでどうぞ」
スウェット素材のフードが付いた白いロングスカートを手渡される。
その間に澪ちゃんは、卒業アルバムを私の手が届かないくらいの高さまであげてしまった。
少し残念だったけど、そこまで拒否するのは女としてなんとなくわかるので、渋々だけど寝室に入った。
卒業アルバムに手を伸ばす私に気づいた澪ちゃんが慌てながら駆け寄る。
「……見ました?」
「まだ見てない、ダメだった?」
「ダメです」
「え、なんで?」
「今と全然違うから」
鬼気迫る顔で卒業アルバムを死守する澪ちゃんに圧倒される。
「とりあえず、着替えましょうか。向こうが寝室なのでどうぞ」
スウェット素材のフードが付いた白いロングスカートを手渡される。
その間に澪ちゃんは、卒業アルバムを私の手が届かないくらいの高さまであげてしまった。
少し残念だったけど、そこまで拒否するのは女としてなんとなくわかるので、渋々だけど寝室に入った。