触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜
「すみません、確認し忘れた……」

「うん! こちらこそ! 今着替えた!」



さっきまで動いていた洗濯機が止まっていることに気づいた。

これを見に来たのか。



ゆっくりとカーテンがスライドする。

気まずそうに目を逸らされると、こっちまで恥ずかしくなる。

いたたまれない気持ちのまま、ドライヤーのスイッチを入れた。


下着姿を見られるよりもっとすごいことをしたはずなのに、お互い顔を真っ赤にしている。

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