触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜
2本目のビールを飲み終わるまで待っていた澪ちゃんと一緒にベッドに入った。
今日、澪ちゃんは一滴もお酒を飲んでいない。
それなのに布団に入った瞬間、電池が切れたように寝息を立てている。
卒論が忙しかったのは本当なんだ。
それなのに車で迎えに来てくれたんだ……。
規則正しい呼吸音を聞きながら、澪ちゃんの横顔を眺める。
相変わらずキレイな顔……。
まつげ長いし鼻高いし唇薄いし……。
じっと見ていたら澪ちゃんが寝返りを打った。
一瞬、起きたのかと思って、ドキッとする。
キレイな顔が目の前に来た。
起きないように、頬に触れるか触れないかというところで動かした手を止める。
「……澪ちゃん……?」
呼び掛けたけど返事がない。
少しずつ体をずらして澪ちゃんに近づく。
息を止めて、起こさないようにキスをした。
ーー……起きない……。
いつも翻弄されているから、少しイタズラ心が湧いた。
体を起こして澪ちゃんを仰向けに正す。
重くてかなり動かしたけど、やっぱり起きる気配はない。
でも今はそのほうが都合がよかった。
今日、澪ちゃんは一滴もお酒を飲んでいない。
それなのに布団に入った瞬間、電池が切れたように寝息を立てている。
卒論が忙しかったのは本当なんだ。
それなのに車で迎えに来てくれたんだ……。
規則正しい呼吸音を聞きながら、澪ちゃんの横顔を眺める。
相変わらずキレイな顔……。
まつげ長いし鼻高いし唇薄いし……。
じっと見ていたら澪ちゃんが寝返りを打った。
一瞬、起きたのかと思って、ドキッとする。
キレイな顔が目の前に来た。
起きないように、頬に触れるか触れないかというところで動かした手を止める。
「……澪ちゃん……?」
呼び掛けたけど返事がない。
少しずつ体をずらして澪ちゃんに近づく。
息を止めて、起こさないようにキスをした。
ーー……起きない……。
いつも翻弄されているから、少しイタズラ心が湧いた。
体を起こして澪ちゃんを仰向けに正す。
重くてかなり動かしたけど、やっぱり起きる気配はない。
でも今はそのほうが都合がよかった。