触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜
期間限定の同棲、始めました。
部屋の明るさで目が覚める。
澪ちゃんと同じように最近あまり眠れていなかったから、久しぶりに熟睡できた気がする。


寝返りを打とうとして、体にのしかかる澪ちゃんの腕を持ち上げた。


ーー服着てない……!


気づいて慌てる。
こんな明るいところで見られたくない。



「ーーミカさん……?」



腕を持ち上げられたときに起きたのか、澪ちゃんの声が聞こえた。



「待って、目開けないで!」

「うん?」

「服着るから見ないで!」



布団に潜って手探りで服を探す。
同じように裸の澪ちゃんの体に当たって1人で恥ずかしくなる。

手当たり次第につかんだ服を引き上げて布団から顔を出す。

澪ちゃんと目が合った。



「見ないでって言ったのに!」

「やー、無理でしょ」



手に持っていた服を取られてベッドに下に落とされた。

怒る暇もなく唇が重なる。
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