触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜
澪ちゃんが会計のためにレジのある場所へ移動した。それを見ていたら「お姉さんは女の人?」という質問が頭の中で反響した。
すらっと伸びた手足と小さい顔。
後ろでひとつにまとめた背中まであるさらさらの長い髪。
かっちりとしたタキシードを着ているせいなのか、やたら目につく胸は絶対に私よりも大きいと思う。
どこをどう見ても、女の人だ。
「ミカさんだー」
カップルを見送った後、カウンターを片付けるために私の後ろを通る澪ちゃんが、イスごと抱きしめて甘えてきた。
目線の高さと澪ちゃんの胸の位置がちょうど重なって柔らかく包まれる。
さっきまで胸を見ていたからいたたまれない。
そして確信した。
私よりでかい。
「ミカさん、今日一緒にいた人が後輩さん?」
朝の話をされてドキッとする。
私も澪ちゃんに聞きたかった。
すらっと伸びた手足と小さい顔。
後ろでひとつにまとめた背中まであるさらさらの長い髪。
かっちりとしたタキシードを着ているせいなのか、やたら目につく胸は絶対に私よりも大きいと思う。
どこをどう見ても、女の人だ。
「ミカさんだー」
カップルを見送った後、カウンターを片付けるために私の後ろを通る澪ちゃんが、イスごと抱きしめて甘えてきた。
目線の高さと澪ちゃんの胸の位置がちょうど重なって柔らかく包まれる。
さっきまで胸を見ていたからいたたまれない。
そして確信した。
私よりでかい。
「ミカさん、今日一緒にいた人が後輩さん?」
朝の話をされてドキッとする。
私も澪ちゃんに聞きたかった。