花火大会 〜14年目の永遠の誓い 番外編(4)〜
「まあいっか。うん。了解っ! 陽菜と花火見られるには違いないしね」
しーちゃんは小さく肩をすくめると、カラカラッと笑った。
「かなり綺麗に見えるから、期待してて」
カナが得意げにそう言った。
「しーちゃん」
「ん? なに?」
「ごめんね。なんか……お祭りっぽくなくて。後ね、おじいちゃんとおばあちゃんも一緒なんだけど……」
「あ、家族でなんだもんね。お邪魔しても大丈夫?」
「うん。それは大丈夫だけど」
「わたしも全然、問題なし! でも、バカ言わないように気をつけなきゃね」
しーちゃんはそう言って、カナを見上げた。
「……ま、叶太くんが平気なら、大丈夫だよね?」
「どーいう意味だよ」
カナがしーちゃんの頭をぽかんとはたいた。
「暴力はんたーいっ」
しーちゃんが楽しげに笑う。
一週間と少し先のお楽しみ。
先生が入ってきて、話はそこで終わったけど、わくわくと胸が高鳴るのは止まらなかった。
しーちゃんは小さく肩をすくめると、カラカラッと笑った。
「かなり綺麗に見えるから、期待してて」
カナが得意げにそう言った。
「しーちゃん」
「ん? なに?」
「ごめんね。なんか……お祭りっぽくなくて。後ね、おじいちゃんとおばあちゃんも一緒なんだけど……」
「あ、家族でなんだもんね。お邪魔しても大丈夫?」
「うん。それは大丈夫だけど」
「わたしも全然、問題なし! でも、バカ言わないように気をつけなきゃね」
しーちゃんはそう言って、カナを見上げた。
「……ま、叶太くんが平気なら、大丈夫だよね?」
「どーいう意味だよ」
カナがしーちゃんの頭をぽかんとはたいた。
「暴力はんたーいっ」
しーちゃんが楽しげに笑う。
一週間と少し先のお楽しみ。
先生が入ってきて、話はそこで終わったけど、わくわくと胸が高鳴るのは止まらなかった。