今日から不良王子と同居します。
玲生くんは朝早くに登校するので朝食は一緒には食べれない。
それに彼は学校が休みの日になると、友達と出かけてしまうからほとんど邸にはいない。
停学期間が終わってからというもの、一緒に住んでいるにもかかわらず、お夕食を食べるときくらいしか彼に会うことはなかった。
そんな短い時間だけしか一緒に過ごせなかったけど、なんだか弟が出来たみたいな気分で楽しいんだ。
これまでは、お父様があんまり家に帰ってこれなくて寂しかったのに。
ひとつ屋根の下に彼がいるっていうだけで、今までとは全然違う空間のように感じた。
彼がいるだけで、このお邸にポッと明るい灯がともったようだなって思った。
「あー楽しかったな」
ベッドに横になりながらさっきの食事を思い出してほっこりしていた。
私って兄弟とかいなかったから、年の近い人と一緒に家で過ごすことってあまりなかった。
ばあやにお小言をいわれるのだって私1人だったけど、まさか一緒に叱られてくれる人があらわれるなんて。
いやいや、一緒にどころではない。
彼ときたら、およそ御曹司らしからぬほどに元気が有り余っているものだから。
それに彼は学校が休みの日になると、友達と出かけてしまうからほとんど邸にはいない。
停学期間が終わってからというもの、一緒に住んでいるにもかかわらず、お夕食を食べるときくらいしか彼に会うことはなかった。
そんな短い時間だけしか一緒に過ごせなかったけど、なんだか弟が出来たみたいな気分で楽しいんだ。
これまでは、お父様があんまり家に帰ってこれなくて寂しかったのに。
ひとつ屋根の下に彼がいるっていうだけで、今までとは全然違う空間のように感じた。
彼がいるだけで、このお邸にポッと明るい灯がともったようだなって思った。
「あー楽しかったな」
ベッドに横になりながらさっきの食事を思い出してほっこりしていた。
私って兄弟とかいなかったから、年の近い人と一緒に家で過ごすことってあまりなかった。
ばあやにお小言をいわれるのだって私1人だったけど、まさか一緒に叱られてくれる人があらわれるなんて。
いやいや、一緒にどころではない。
彼ときたら、およそ御曹司らしからぬほどに元気が有り余っているものだから。