今日から不良王子と同居します。
【食べたい】
【じゃあ、明日ばあやさんに渡しておく】
【今食べたい。もらいに行ってもいい?】
そこまで、メッセージをやりとりしたところで彼から返信が来なくなった。
食いしん坊な女だなって思われちゃったかな。
お菓子が食べたいって言う気持ちももちろんあるけど、メッセージのやり取りをしていたらやっぱり彼と面と向かってもっと話したくなってきたんだ。
お夕食の時にはばあややメイドさん達もいたから、充分な会話ができなかったし。
だけど、いつまで待っても彼から返信が来なかった。
「玲生くんどうしちゃったんだろ、もう寝ちゃったかな」
もうパジャマに着替えてしまっていたけど、私はフラフラ廊下へ出た。
階段まで歩いて行ってそーっと下を見て。
なんだろう、今すごく悪いことをしているような気がしてきてドキドキと胸が高鳴ってきた。
見つかったらばあやに確実に叱られる。
だけど、1階には今は誰もいないみたい。
こんな時間だし、通いで来てくれている従業員の人たちはもう帰っているんだっけ。
シーンとしていた1階になるべく静かに下りて行った。
【じゃあ、明日ばあやさんに渡しておく】
【今食べたい。もらいに行ってもいい?】
そこまで、メッセージをやりとりしたところで彼から返信が来なくなった。
食いしん坊な女だなって思われちゃったかな。
お菓子が食べたいって言う気持ちももちろんあるけど、メッセージのやり取りをしていたらやっぱり彼と面と向かってもっと話したくなってきたんだ。
お夕食の時にはばあややメイドさん達もいたから、充分な会話ができなかったし。
だけど、いつまで待っても彼から返信が来なかった。
「玲生くんどうしちゃったんだろ、もう寝ちゃったかな」
もうパジャマに着替えてしまっていたけど、私はフラフラ廊下へ出た。
階段まで歩いて行ってそーっと下を見て。
なんだろう、今すごく悪いことをしているような気がしてきてドキドキと胸が高鳴ってきた。
見つかったらばあやに確実に叱られる。
だけど、1階には今は誰もいないみたい。
こんな時間だし、通いで来てくれている従業員の人たちはもう帰っているんだっけ。
シーンとしていた1階になるべく静かに下りて行った。