今日から不良王子と同居します。
やっぱり誰もいない。
なんだ、そんなにビクビクすることなかったな。
玲生くんの部屋まで早足で歩いて行って小さくコンコンとドアをノックした。
返事がなかったけど、誰かに見つかったらいけないと思い勝手にドアを開けた。
だけど、部屋の中にいる彼を見て小さく悲鳴を上げてしまった。
「きゃあ」
だってだって、彼は上半身裸で首からタオルを巻いていたから。
机に向かっている彼は、こちらには背中を向けていた。
たくましい背中がまず目に飛び込んできたかと思ったら、振り返るものだから正面からもばっちり見てしまった。
細身なのに、筋肉が程よくついている胸とお腹。
よく見ると髪も濡れていて黒髪が額についていて、やけに色っぽい。
お風呂あがりだったのかな。
彼は急いでこちらへ近づくと、「静かに」って小声で言って私の腕を引きあっという間に部屋に入れてしまった。
ガチャッ。
そして、扉を閉めてカギまでかけてしまった。
ええっ、どうしてカギまでかけちゃうの?
「あ、あの」
頭がクラッとしてしまって思考がストップしてしまいそう。
自分から彼の部屋に来たくせにこの状況にあたふたしてしまう。
そんな私に対して、彼はいくぶんか冷静で。
なんだ、そんなにビクビクすることなかったな。
玲生くんの部屋まで早足で歩いて行って小さくコンコンとドアをノックした。
返事がなかったけど、誰かに見つかったらいけないと思い勝手にドアを開けた。
だけど、部屋の中にいる彼を見て小さく悲鳴を上げてしまった。
「きゃあ」
だってだって、彼は上半身裸で首からタオルを巻いていたから。
机に向かっている彼は、こちらには背中を向けていた。
たくましい背中がまず目に飛び込んできたかと思ったら、振り返るものだから正面からもばっちり見てしまった。
細身なのに、筋肉が程よくついている胸とお腹。
よく見ると髪も濡れていて黒髪が額についていて、やけに色っぽい。
お風呂あがりだったのかな。
彼は急いでこちらへ近づくと、「静かに」って小声で言って私の腕を引きあっという間に部屋に入れてしまった。
ガチャッ。
そして、扉を閉めてカギまでかけてしまった。
ええっ、どうしてカギまでかけちゃうの?
「あ、あの」
頭がクラッとしてしまって思考がストップしてしまいそう。
自分から彼の部屋に来たくせにこの状況にあたふたしてしまう。
そんな私に対して、彼はいくぶんか冷静で。