今日から不良王子と同居します。
「うん。オペラはもういやだからね。それならミュージカルとかの方がいいな」
「俺はどっちでもいいけどな。まあ、最後はどうせふたりの荷物持ちにさせられるんだろうけど」
3人で出かけたら最後にはブランドショップにお買い物に行くのがいつものパターンだ。
買い物をするのは主に明日香ちゃんと私。
直政くんは毎回私達に振り回されるんだけど、嫌な顔一つしない。
それどころか、優柔不断な私が買い物で悩んで困っていたらアドバイスまでしてくれる。
目当ての品物が無かったら一緒に探してくれたりもする。
彼は本当に優しい人だなって思う。
「ショッピングは欠かせないでしょ。直政はボデイガードも兼ねてるのよ。こんないい女がふたりだけで街を歩いていたら危ないんだからね。あとそれと」
「はいはい、わかってるよ。夜は高級ディナーを予約しとけって言うんだろ」
「さすが、直政」
「音葉、肉か魚、どっちがいい?」
「そうね、お肉かな」
「音葉は相変わらず肉食女子だね。中身は草食なのに」
「肉食女子って使い方間違ってない?直政くんたら」
「俺はどっちでもいいけどな。まあ、最後はどうせふたりの荷物持ちにさせられるんだろうけど」
3人で出かけたら最後にはブランドショップにお買い物に行くのがいつものパターンだ。
買い物をするのは主に明日香ちゃんと私。
直政くんは毎回私達に振り回されるんだけど、嫌な顔一つしない。
それどころか、優柔不断な私が買い物で悩んで困っていたらアドバイスまでしてくれる。
目当ての品物が無かったら一緒に探してくれたりもする。
彼は本当に優しい人だなって思う。
「ショッピングは欠かせないでしょ。直政はボデイガードも兼ねてるのよ。こんないい女がふたりだけで街を歩いていたら危ないんだからね。あとそれと」
「はいはい、わかってるよ。夜は高級ディナーを予約しとけって言うんだろ」
「さすが、直政」
「音葉、肉か魚、どっちがいい?」
「そうね、お肉かな」
「音葉は相変わらず肉食女子だね。中身は草食なのに」
「肉食女子って使い方間違ってない?直政くんたら」