今日から不良王子と同居します。
そこは、タピオカミルクティーっていうドリンクが飲めるお店。
お店の中はいつも満席なのでみんな外で飲んでる。
いわゆる食べ歩きならぬ飲み歩き、かな。
駅前を車で通りすぎる時に楽しそうに飲みながら歩いている学生のカップル達がいて目についた。
私も一度でいいから、あんな風に歩きながら飲みものを飲んで放課後の楽しい時間をすごしてみたい。
もしばあやにばれたら絶対叱られるので、川本さんは許してくれないんだよね。
学園の私以外の女子はほとんど行ったことがあるみたいだし、私だって飲んでみたいよ。
スマホの画面に映るタピオカドリンクのメニューを見ながらルンルンな気分になっていたら、明日香ちゃんに話しかけられた。
彼女はこれから部活動に行くところみたい。
「音葉ーまだ帰らないの?運転手さんが待ってるんじゃないの?」
「ううん。今日は歩いて帰るんだ」
明日香ちゃんにニコニコして答える。
「え、大丈夫なの?ひとりで?」
優しい彼女は心配そうに私を覗き込む。
お店の中はいつも満席なのでみんな外で飲んでる。
いわゆる食べ歩きならぬ飲み歩き、かな。
駅前を車で通りすぎる時に楽しそうに飲みながら歩いている学生のカップル達がいて目についた。
私も一度でいいから、あんな風に歩きながら飲みものを飲んで放課後の楽しい時間をすごしてみたい。
もしばあやにばれたら絶対叱られるので、川本さんは許してくれないんだよね。
学園の私以外の女子はほとんど行ったことがあるみたいだし、私だって飲んでみたいよ。
スマホの画面に映るタピオカドリンクのメニューを見ながらルンルンな気分になっていたら、明日香ちゃんに話しかけられた。
彼女はこれから部活動に行くところみたい。
「音葉ーまだ帰らないの?運転手さんが待ってるんじゃないの?」
「ううん。今日は歩いて帰るんだ」
明日香ちゃんにニコニコして答える。
「え、大丈夫なの?ひとりで?」
優しい彼女は心配そうに私を覗き込む。