今日から不良王子と同居します。
出来ることなら彼の健やかな眠りを守ってあげたいな、なんて思いながら繁々とその寝顔に見惚れていた。
知らず知らずのうちに彼に自分から近づいてしまっていた。
「う……ん」
その気配を感じ取ったのか、人差し指で頬っぺたをかく彼。
もしかしたら息がかかっっちゃった?
そう思った瞬間、彼の瞼がパチリと開いて。
青い瞳が私の心の中にまで飛び込んでくるように印象的で、思わずドキッとした。
うあ、寝起きでもこんなにみずみずしい色なんだ。
いや、それはそうだよね。そんなことより。
「あ、音葉さん、おはよ」
ふわっと小さくあくびをしてから彼は呑気に朝の挨拶をした。
全然悪びれても照れてもいない、ごく自然な感じで。
「おはよう」
ひとり、ドキドキしていた自分が馬鹿みたい。
「帰ったときに音葉さんが俺のベッドで眠ってて起こしても起きなくて、運ぶのも面倒だったから一緒に寝たよ」
彼は淡々と状況説明をしてくれた。
「うん、そっか。ごめん」
知らず知らずのうちに彼に自分から近づいてしまっていた。
「う……ん」
その気配を感じ取ったのか、人差し指で頬っぺたをかく彼。
もしかしたら息がかかっっちゃった?
そう思った瞬間、彼の瞼がパチリと開いて。
青い瞳が私の心の中にまで飛び込んでくるように印象的で、思わずドキッとした。
うあ、寝起きでもこんなにみずみずしい色なんだ。
いや、それはそうだよね。そんなことより。
「あ、音葉さん、おはよ」
ふわっと小さくあくびをしてから彼は呑気に朝の挨拶をした。
全然悪びれても照れてもいない、ごく自然な感じで。
「おはよう」
ひとり、ドキドキしていた自分が馬鹿みたい。
「帰ったときに音葉さんが俺のベッドで眠ってて起こしても起きなくて、運ぶのも面倒だったから一緒に寝たよ」
彼は淡々と状況説明をしてくれた。
「うん、そっか。ごめん」