今日から不良王子と同居します。
「そうですか、それはよかった。そうだ、良かったらお土産に持って帰ってください」
「え、本当ですか?嬉しいです。ありがとうございます」
ニコニコしてそう答えた、と同時に私の視界がぐらりと揺れる。
頭がふわふわする、どうしてだろう、不思議、でも何だか気持ちがいい。
身体もポカポカして。あれおかしいな。
「音葉さん、しっかり」
玲生くんの顔が突然至近距離に。
え、どうして?と思ったのだけど全身に力が入らなくて。
ソファに座ったままいきなり前のめりに倒れそうになった私を玲生くんが抱き留めてくれたんだとわかるまでには時間がかかった。
朦朧とする意識のなかで、聞こえる彼の声。
「兄さん、このゼリー、酒が入ってるんじゃないか?」
「あ、そうだったかもしれない。すまない」
2人が会話をしているみたいだ。良かった。
「兄さん、どこか休憩できるところはある?」
「僕の部屋が近いからそこへ」
「わかった」
そのままフワリと身体が持ち上げられてどこかへ運ばれていくような感覚がした。
「え、本当ですか?嬉しいです。ありがとうございます」
ニコニコしてそう答えた、と同時に私の視界がぐらりと揺れる。
頭がふわふわする、どうしてだろう、不思議、でも何だか気持ちがいい。
身体もポカポカして。あれおかしいな。
「音葉さん、しっかり」
玲生くんの顔が突然至近距離に。
え、どうして?と思ったのだけど全身に力が入らなくて。
ソファに座ったままいきなり前のめりに倒れそうになった私を玲生くんが抱き留めてくれたんだとわかるまでには時間がかかった。
朦朧とする意識のなかで、聞こえる彼の声。
「兄さん、このゼリー、酒が入ってるんじゃないか?」
「あ、そうだったかもしれない。すまない」
2人が会話をしているみたいだ。良かった。
「兄さん、どこか休憩できるところはある?」
「僕の部屋が近いからそこへ」
「わかった」
そのままフワリと身体が持ち上げられてどこかへ運ばれていくような感覚がした。