今日から不良王子と同居します。
これって、体育祭を見学に来てるんだよね。
でも、こういう場所へ来るのって怖くないのかな。
集団で来てるから平気なのかな。
まさか、怖いもの見たさできてるとか?
おびえながらも、勢い込んで覚悟を決めて入ってきた私と明日香ちゃんはびっくりしていた。
「不良って案外モテるのかもね、私にはよくわからないけど」
「私もよくわからないけど」
「音葉ならその気持ちわかるんじゃないの?」
「え?どういうこと?」
「ううん、ごめん。なんでもない」
明日香ちゃんは意味深なことを言って肩をすくめた。
「あ、ちょっとあれ。直政、あいつ女子に囲まれてるし」
いつのまにか数メートル先を歩いていた直政くんが3人グループの女子高生に話しかけられていた。
「なによ、あいつ。笑ってるじゃん」
明日香ちゃんはイラっとしたように怖い顔をする。
「い、行こう。明日香ちゃん」
私達が彼に近づくと、彼は話をしていた女子高生たちにお礼を言ってるみたいだった。
でも、こういう場所へ来るのって怖くないのかな。
集団で来てるから平気なのかな。
まさか、怖いもの見たさできてるとか?
おびえながらも、勢い込んで覚悟を決めて入ってきた私と明日香ちゃんはびっくりしていた。
「不良って案外モテるのかもね、私にはよくわからないけど」
「私もよくわからないけど」
「音葉ならその気持ちわかるんじゃないの?」
「え?どういうこと?」
「ううん、ごめん。なんでもない」
明日香ちゃんは意味深なことを言って肩をすくめた。
「あ、ちょっとあれ。直政、あいつ女子に囲まれてるし」
いつのまにか数メートル先を歩いていた直政くんが3人グループの女子高生に話しかけられていた。
「なによ、あいつ。笑ってるじゃん」
明日香ちゃんはイラっとしたように怖い顔をする。
「い、行こう。明日香ちゃん」
私達が彼に近づくと、彼は話をしていた女子高生たちにお礼を言ってるみたいだった。