ひと夏の守護天使
しかし、そんなことは判らない麗輝は、またも無反応なシステムに、愕然とした。
いくら厳重にプロテクトされたシステムも、一度落とされると、そのリカバーは非常に難しい。
だが、ここは、仮にも元九重電脳技研第1研究所だ。何か他に手があるはずだ。
そう思い、麗輝はポインタで、コマンドアイコンの一覧をクリック。
開いたウインドウには、警備モードの切り替えによって、普段は隠れている隠しコマンドも表示された。
ただし、ウインドウを開いた瞬間、全てのアイコンのラベルが赤に変わった。
その意味はただ1つ、使用不可である。
いくら厳重にプロテクトされたシステムも、一度落とされると、そのリカバーは非常に難しい。
だが、ここは、仮にも元九重電脳技研第1研究所だ。何か他に手があるはずだ。
そう思い、麗輝はポインタで、コマンドアイコンの一覧をクリック。
開いたウインドウには、警備モードの切り替えによって、普段は隠れている隠しコマンドも表示された。
ただし、ウインドウを開いた瞬間、全てのアイコンのラベルが赤に変わった。
その意味はただ1つ、使用不可である。