【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
指輪はなかったけど、その気持ちだけで嬉しかった。
本当に、彼に恋してよかった。
私は彼に恋して、愛する人の大切さとか、お互いに思い合う気持ちが大事なんだと、思い知った。
クールでイケメンで、仕事も完璧で。
だけど時々、嫉妬深くて。
私はそんな彼に、とことん愛されている。
そして彼のそばで、一生この身を捧げようと誓った。
私たちはその日、プロポーズの後、結婚指輪を買いに駅前のジュエリーショップへと足を運んだ。
ジュエリーショップに入ると、上品な雰囲気のお姉さんが、《こんにちは!なにかお探しですか?》声をかけてくれた。
「実は、隣にいる彼女と結婚するんですけど、指輪を探していまして」
「まぁ、それはおめでとうございます!」