【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
□永遠の愛を誓います。
そしてその後は、式場やドレスが決まってからは、ドタバタで結婚式の準備に追われていた。
招待状を作って配ったりなどもしたので、とてもドタバタで大変だった。
「……いよいよ、明日だな」
「はい。なんだか、緊張して、眠れません……」
「大丈夫か?……ほら、こうすれば眠れるか?」
そう言って春輝さんは、優しくベッドの中で抱きしめてくれた。
その温もりが温かくて、優しくて、気付いたら私は緊張が解れて眠たくなっていた。
「……明日朝、早い。もう寝よう」
「はい。おやすみなさい」
「おやすみ。愛してるよ、文香」
「……はい」
その日の夜、私は春輝さんの腕のなかで、そっと眠りについた。