【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
そしてアナウンスが入り、静かにチャペルの扉が開いた。
私たちは、静かにバージンロードを歩き出した。
拍手で迎えられた私は、会社の人たちや親戚、友達などの拍手で迎えられながら、春輝さんの元までたどり着いた。
春輝さんは、優しく微笑んでいた。
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「新郎。あなたはやめるときも、健やかなるときも、新婦を愛することを誓いますか?」
「はい。誓います」
「新婦。あなたはやめるときも、健やかなるときも、新郎を愛することを誓いますか?」
「……はい。誓います」
牧師さんの言葉に、私たちは力強く、そう誓いあった。
……この日が来ることが、どれだけ待ち遠しかったか。
そう思えるくらい、幸せだった。