【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。

「じゃあ私も、一緒に行こうかな？歩かないとって、病院でも言われたし」

「じゃあ、一緒に行きましょう」

「うん」





午後になって、お母さんと一緒に買い物へと出かけた。
久しぶりに、お母さんとこうやって歩く。




何年ぶりだろう？
高校のとき以来だから、もうかれこれ5年くらいかな？




大学の入学に伴ってひとり暮らしを始めたため、こうやって一緒に歩くなんて、久しぶりすぎる。
しかも私のお腹の中には、赤ちゃんがいて、間もなく出産の時期を迎える。




私を立派に育ててくれたお母さんは、おばあちゃんになるんだな。
私は母親になって、子育てをしていく。





お母さんみたいな、母親になりたいと思ってるし、お母さんを尊敬する。