【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
お母さんが作ったハンバーグののったお皿を、テーブルに並べた。
ハンバーグソースの、いいニオイがした。
久しぶりに食べる、お母さんの作るハンバーグ。
楽しみ。そしてお腹空いた。
「ただいま」
「あら、お父さんが帰ってきたわ」
「お父さん、おかえり」
「おー文香!来てたのか」
「うん。もうご飯だってよ」
「じゃあ、手を洗ってくるよ」
「うん」
お父さんが戻ってきたと同時に、家族みんなで夕飯を食べた。
これが、家族団らんってやつなんだな。
「んー!おいしい!」
「それはよかったわぁ」
「この味だよ。お母さんの作ったハンバーグ、懐かしい。おいしい」
「たくさん食べなさい。赤ちゃんにも栄養が必要だから」