【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「はい。家に帰るといつも愛心のこと抱っこしてますよ?親バカとでも、言いますかね?」
「いいなぁ。私も赤ちゃん、欲しくなってきたなぁ〜」
「詩織さんはまず、赤ちゃんよりも相手を見つけないとねー?」
「ぶ、部長〜!!」
「ふふふふ」
「本当にお二人といると、愛心も楽しそうです」
「そうかしら?」
「それは嬉しいよ!」
本当に職場の皆さんは、いい人たちばかりだな。
こうやって明るく出迎えてくれて、本当に嬉しいし、幸せだな。
「でもいいな。私も結婚して、赤ちゃんがいる生活を想像しちゃった」
「でも、子育ては本当に大変です。私も初めてであたふたするし、時々検診もありますし。
泣いてる理由が分からないので、時々なんで泣いてるのか分からないので、困っています」
「赤ちゃんは、泣くのが仕事みたいな感じだもんね?」
本当にそうなのだ。
泣くのが仕事だから、仕方ないんだけどね。