【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「いいのいいの!あとで送るから、楽しみにしててね?」
「ありがとうございます」
部長や詩織さん、他の方にも顔見せした。
広沢くんや、春輝さんの同期の惣田さんにも。
「太田、出産おめでとう。これ、出産祝い。大したものじゃないけど」
「ありがとう、広沢くん。いいの?」
「ああ。受け取ってくれ」
「ありがとう。私の赤ちゃん、名前は愛心って言うの」
「愛心ちゃん?女の子か」
「そうだよ。まだ生まれて4ヶ月くらいかな?」
「触っていいか?」
「うん。よかったら、抱っこしてあげて?」
「え、いいのか?」
「うん」
「ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて」
広沢くんは少し戸惑いながらも、愛心を抱っこした。