【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。





「いいえ。そんなことありませんよ?小さいうちは免疫も付いていないので、すぐに体調が悪くなったりしますから、仕方ないですよ?」

「はい。ありがとうございます」

「お仕事しながらだと、大変ですよね?」

「はい。ちょうど今、二人目も妊娠中なので、なかなか大変です……」

「あまりムリは、なさらないようにしてくださいね?」

「はい。お世話になりました。ありがとうございます」

「はい。お大事に」





その日は診療時間が終わってしまったため、診てもらうことができず、愛心を抱きかかえて家まで帰宅した。
とりあえずベッドに寝かせて、様子を見ることにした。




愛心が寝ている間、夕飯の支度をした。
春輝さんは今日も残業みたいで、帰りが遅くなると連絡が入っていた。





「春輝さん、まだかな……?」

ふと時計を見ると、時刻は夜9時を過ぎていた。





最近は仕事がかなり、忙しいみたいで、帰りが遅くなることが多かった。







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