【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。





愛心を子育てしながら生活していくと同時に。
私のお腹はどんどん大きくなっていった。
  
 


安定期を過ぎて安心していたけど、子育てとの両立はなかなか大変で。
愛心も少しずつ重くなってきたから、成長しているんだと実感する。





「愛心、パパと一緒に今日はお家でお留守番してような?」

今日は私が病院で検診のため、春輝さんが愛心を見ててくれるそうで、とても感謝している。    




「じゃあ、春輝さん。すみませんが、愛心のことよろしくお願いします」

「ああ、気をつけてな?病院に着いたら連絡するんだぞ?」

「はい。じゃあ、行ってきます」

「行ってらっしゃい。ほら愛心、ママにバイバイって」




春輝さんが愛心の手を持ち上げていますバイバイしてくれる。
その感じがたまらなく可愛くて、つい微笑みが出てしまう。 


 

あーあ、本当に可愛くて癒やされる。
この瞬間が、たまらなく幸せだと実感する。




< 193 / 206 >

この作品をシェア

pagetop