【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。





そして病院に着き、診察室に入った。
ベッドへと横たわり、エコーでゆっくり診察してもらう。





「うん。順調に育っていますね」

「本当ですか?良かった……!」

「また女の子ですね」

「女の子ですか?そうですか」

「胎盤も剥がれたりしてないし、問題なさそうね」

「……良かった」





二人目も女の子みたいだ。
今度はどんな名前にしようかな?





「また来月診察しますね。予約入れましょうか」

「はい」

「来月の予約、いつにする?」

「そうですね。ではこの日でお願いします」

「分かりました。ではまた来月ね。くれぐれもムリはしないようにね?」

「はい。ありがとうございます」




診察を終えて病院を出ると、少し曇っていた空が明るくなって清々しい青空になっていた。
よし、買い物でもして帰ろう。




エコー写真を眺めながら、お腹の子も成長していることが嬉しくなる。
このまま頑張ってくれるといいな。








< 194 / 206 >

この作品をシェア

pagetop