【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
そして病院に着き、診察室に入った。
ベッドへと横たわり、エコーでゆっくり診察してもらう。
「うん。順調に育っていますね」
「本当ですか?良かった……!」
「また女の子ですね」
「女の子ですか?そうですか」
「胎盤も剥がれたりしてないし、問題なさそうね」
「……良かった」
二人目も女の子みたいだ。
今度はどんな名前にしようかな?
「また来月診察しますね。予約入れましょうか」
「はい」
「来月の予約、いつにする?」
「そうですね。ではこの日でお願いします」
「分かりました。ではまた来月ね。くれぐれもムリはしないようにね?」
「はい。ありがとうございます」
診察を終えて病院を出ると、少し曇っていた空が明るくなって清々しい青空になっていた。
よし、買い物でもして帰ろう。
エコー写真を眺めながら、お腹の子も成長していることが嬉しくなる。
このまま頑張ってくれるといいな。