【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「ありがとう。いつも助かるよ。毎日美味しいもの食べられて、俺は幸せだな?」
「やだもう、春輝さんったら……」
「本当だぞ?文香の料理、美味しいものばかりだから、家で食べるご飯が1番美味しいよ」
「それは良かったです。いつも作ってて良かったです」
こうやってふたりで話しながら食べるご飯って、本当に美味しい。
ふたりだからこそ、いつもの料理が何倍も、本当に美味しいと感じる。
夕飯を食べ終えて食器を片付けていた時、愛心が起き出して、泣き始めた。
私は慌てて愛心の元へと行った。
「愛心ちゃん、どうしたのかな?あ、おしめだね。じゃあ取り替えましょうね〜」
生まれたばかりの頃はぎこちなかったオムツ替えも、今はもうすっかり手馴れてきた。
なんで泣いてるのかも分からなかったけど、今はもうなんとなく分かってきた。
なんかオムツやミルクでも泣き方が少し違うってことに、最近気が付いた。