【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「ああ。咲良、とてもいい名前だと思ってたから、二人目出来たら、実は咲良にしたかったんだ」
「そうだったんですね?」
「ああ。愛心と咲良と、俺と文香、家族4人で。どの家庭にも負けないくらい、幸せになろう。温かくて穏やかな家族になろう」
「はい。なりましょう。……見てください。愛心もすごく喜んでますよ?」
「本当だ。愛心は本当にいい子だな?いい子なのは、文香に似たのかもな?」
「えー?そうですか?」
「そうだよ。愛心は完全に文香に似たな」
「んー……でも確かに愛心がもし春輝さんに似たらきっと、ちょっとだけドSになりそうなので、ちょっと良かったかも?」
「おいおい。どういう意味だ?」
「ふふふ。何でもありません!」
「愛心、愛心もこれから、毎日いっぱい成長してくれな?パパとママ、お前の成長を楽しみにしてるからな?」
「愛心〜ママとパパ、愛心のこと愛情込めて一生懸命育てるからね?」