【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「えっ、えっと……篠崎さん?」
「……頼むから、俺を困らせるのはやめてくれ」
「えっと、なんだかごめんなさい……。篠崎さん………」
なんだか、申し訳なかった。
そう思わせてしまって。
「……俺こそ、ごめん」
篠崎さんは、私を体から離して、部屋を出ていってしまった。
私はどうしたらいいのかわからなくて、俯くしかなかった。
……怒らせちゃった、かな?
そしてその出ていく姿を、広沢くんが目撃していたとも知らずに、私は悩んでいた。
あ~どうしてこうなってしまうの……。
私、何か間違っているんだろうか……。
誰か教えて〜。
ーーーーー…