【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「これ、待受にしていいですか?」
「ああ。じゃあ俺も待受にする」
「はい」
お互いのホーム画面を一緒に撮影した写真にした。
あれ?よく見ると、私、ブスじゃない!?
「かわいく撮れてるじゃん?」
「そうですか?ブスじゃないですか?」
「ブスじゃない。かわいいよ、文香は」
「嬉しいです。ありがとうございます」
私はこんなに幸せでいいのか?とさえ、思ってしまう。
………私やっぱり、篠崎さんと一緒にいたい。
一分一秒を、篠崎さんと共に過ごしていきたい。
一緒に価値観をぶつけ合って、もっと分かり合いたい。
ーーー篠崎さんと、一緒に住みたい。
こんな生活、夢みたいだし、まだ現実味がないけど、私も篠崎さんと同じ気持ち。
これからの人生を、篠崎さんととともに歩いていきたい。
私の大好きな人。私の愛おしい人。
こんな近くにいれることって、とても素晴らしいことなんだと思った。