【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「何食べるか決まったか?」
「はい。私はこの鯖の味噌煮定食にします、。和食の気分だったので」
「なるほどな。俺はじゃあ、和風パスタの大盛りでにもしようかな?」
「決まりましたね」
ボタンを押して、店員さんを呼んだ。
店員さんは「お伺いしまーす」とこっちに来た。
注文を済ませ、飲み物を取りに行く。
私はアイスティーで、篠崎さんはアイスコーヒーにした。
「ようやく引っ越すことができたな」
「はい。長く住んでいたので、ちょっと寂しいですけどね」
「まぁそうだよな」
「はい。でも私は、篠崎さんと一緒に過ごすことができるのは、とても楽しみです」
「それはよかった。これからは、ふたりで協力していこう」
「はい。改めてよろしくお願いしますね」
「ああ。こちらこそ、よろしくな」
「はい」
「しかし、お前んちけっこう遠いんだな。思ったより時間がかかった」
「すみません。わかりにくかったですよね」
「まぁナビがあったから大丈夫だけど」