【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「本当にありがとうございます」
「ああ。ご飯食べたら、買い物して帰ろう」
「はい。そうですね」
ちょうどその時、注文していた料理がテーブルに置かれた。
「いただきます」といい、ふたりで食べはじめた。
「うん。美味しいです!味付けちょうどいいです」
「そうか?俺は文香の作る料理のが美味しいと思うけどな」
「そうですか?そう言ってもらえると、とても嬉しいです」
「今度鯖の味噌煮作ってくれ」
「分かりました」
ご飯を食べ終えた後、会計をしてから車に乗り込み、篠崎さんの自宅へと帰った。
車の窓から外を眺めると、とてもキレイな景色が流れていた。
「外の景色、とてもいい感じですね」
「ああ。そうだな。キレイだな」
「はい。ずっと見ていたいです」
「少しだけ、降りるか?」
「いえ、大丈夫です。早く帰りましょう」
「分かった」
篠崎さんが車を走らせてから約45分。
車は篠崎さんの自宅へと到着した。
ついに始まる、私たちの同棲生活。