【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
春輝さんは今日、打ち合わせするため、外回りに出かけた。
私は新しい企画書を作成するため、パソコンへと向かっていた。
「あ〜。ダメだ。頭パンパンだ………」
「文ちゃん、大丈夫?疲れてるなら、少し休んでいいからね」
「詩織さん、ありがとうございます」
「企画書作るのって、こんなに大変なんですね……」
「そうよねぇ。私も新人の頃は、とても苦労したなぁ。怒られてばっかりだったしね」
「そうなんですか?」
「そうよ。とっても苦労したんだから」
「詩織さん、何でも出来るから羨ましいです」
「何言ってるの?文ちゃんだって、まだまだこれからでしょ?」
「そうですかね?」
「そうそう。大丈夫よ」
「ありがとうございます。詩織さん」
「その調子よ。ファイトよ!」
「はい!がんばります!」
詩織さんの言葉に、勇気をもらえた。
だからもう少し、頑張ることにした。
そした12時になり、お昼ご飯を食べるため、私は久しぶりに外へ出た。