死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
「総長!!」


「ここは俺(僕)らがくい止めます。なので早く未雨(さん)を!!」


「お前ら…」


「俺らなら大丈夫です。俺…未雨と約束したんですよ。絶対に勝って帰るって。」


「蓮…」


「蓮1人じゃないですよ?俺らも未雨と約束したんで。」


俺の前には拓斗に大智、亮一に雷鬼のメンバーが集まった。


「早く、行ってください!!」


「「未雨(さん)を救ってください!」」


みんな…ありがとな。


俺はその言葉を聞いてすぐに走り出した。


アイツらなら大丈夫だ。


だが、俺の敵は霖也だけじゃない。


次々に敵が現れる中、


「それでも未雨の男か?」


「お前は…普!!」


「あぁん?お前に気安く名前を呼ばれる気はねぇーんだけど」


「早く行け。絶対に未雨を死なせるな!!」


普や


「未雨をよろしく頼む」


咲夜まで俺を助けてくれた。


未雨…お前はみんなに愛されてんだ。


何がなんでも生きなきゃならねぇーんだよ!


「璃羽都ぉ!!俺が雷鬼の総長の首取ってやる!」


クソっ…まだ居たのかよ。


俺の両手は今…


コイツと争ってる暇はねぇー。


けど…ここを通らねぇーと。


目の前にいる敵にどうしようか悩んでいると


「璃羽都。ここは俺が引き受ける。だから…姉さんを頼む。」


なんて詩雨や


「早く、未雨ちゃんを連れてけ!」


蒼弥達も助けてくれた。


「あぁ。絶対に未雨は助ける!」


俺…


気づいたんだよ。


俺にとってお前は…
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