死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
ちょ…


「なぁ、本当に大丈夫か?」


「なんとも無いんだよな?」


「ちゃんと俺らの事わかんだよな?」


ちょ…


「ちょっと待って!そんなに質問攻めされても…」


と言うとみんなは黙り


「目を覚ましたと聞いてつい…」


「すまん…」


みんなは謝りだした。


「別に謝らなくていいよ」


「みんなが心配してくれたのは…知ってるから…」


「謝るのはこっちだよ。心配かけて…ごめんね?」


今度は素直に言うって決めたんだ。


だから素直に謝るんだ。


「あと…心配してくれて…そのぉ…」


「「ん?」」


「えっと…その…あ…」


「「あ?」」


「あ、ありがと…/////」


とみんなに伝えた。


ヤバい!!ちょー真っ赤かも…


素直に言うって決めたけど、素直に言うのは中々恥ずかしい/////!!


そう思いながら顔を上げ、みんなの顔を見ると


「「かァァァ//////////」」


真っ赤な顔をしていた。


えっ?何?この反応…


私以上に真っ赤じゃない?


「おい未雨、こっち見んじゃねぇー!」


なんて普に


「…その顔で俺を見るな!!」


咲夜


「「未雨(さん)…」」


亮一、大智、蓮、拓斗


「姉さん…その顔はヤバいって…」


詩雨まで…何言ってるの?


そんなに私の顔…変?!


「「(未雨…ヤバすぎんだろ…)」」


みんなは思ってたことは未雨は知らずに1人で自分の顔をペタペタと触ってどこが変なのか考えていた。


「姉さんはほんとに鈍感なんだよな…」


詩雨が言った意味を知らずに。
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