死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
あっ…勘違いしてる?


「璃羽都、別に私は話を聞きたくないとは思ってないから遠慮せず話して?」


璃羽都は再び話し出した。


「簡潔に話すが、未雨が倒れたあと俺が未雨を病院に運んでいる間、普に咲夜、詩雨、そして大智たちが霖也や、baideddoを食い止めていたそうだが…」


「何故かヤクザが現れ、霖也は行方不明…という状態だ」


逃げたんだ…


ヤクザを使って。


「…」


すると急に璃羽都は床で正座をし


「ほんとにすまねぇ」


と謝り、頭を床につけた。


「っ璃羽都?!」


「べ、別に私は霖也を逃がしたこと怒ってないよ?だから、顔あげて?」


私は慌ててそう言ったが


「俺が謝ってるのはそのこともだが、その事じゃねぇーんだ。」


へえっ?


どういうこと?


霖也を逃がしたことも謝ってるけど、他のことも…ってこと?


私が首を傾げると


「俺は国語苦手なんだよ/////!!」


「すまねぇーが、理解してくれ!」


と言ってまた話し出した。
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