死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
【霖也side】
「クソっ!!」
この俺があんな、あんな奴らに…
あの、裏切りもん…
璃羽都もアイツも許さねぇ。
そんな怒りで爆発しそうな時だった。
「霖也、アイツらに負けたそうだな。」
「組長!!」
なぜ組長がここに…!!
「なぜ俺がここに?とでも思っているところか?」
読まれてる…
「俺らが動かなきゃお前は今頃アイツらに殺られてたぞ?」
「もう少しマシな方法を考えることだな。」
「霖也、お前にあるチャンスはあと1度だ。俺の部下をお前に使わせてやろう。」
「もう一度言うが最後のチャンスだ。しっかり奴らを潰せよ?」
そう言うと組長はすぐに居なくなった。
最後のチャンス…
俺には十分だ。
次こそ仕留めてやる。
どんな手を使ってでも。
俺は普と咲夜という大きな戦力を失ったがもう、どうでもいい。
アイツらごとまとめて潰すまでだ。
早速、方法を考えねぇーとなぁ…
次が楽しみだぜ。
璃羽都…