死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
「未雨、蒼弥ばっかりじゃなくて、俺と話せよ」


突然、璃羽都がそう言い出し私を後ろから抱きしめた。


ヤバいって!!


私の心臓が爆発するっての!


「璃羽都…少し離「未雨は俺より蒼弥なんかがいいのかよ」


「うっ…」


「なぁ、未雨。答えろよ」


「まぁ、未雨は俺のもんだから蒼弥になんて渡さねぇーけど」


俺の…もん?


渡さない?


璃羽都…何言ってんの?!


ってか、待って。


本当に距離近い!!


「璃羽璃、少し…離れて」


と言ったものの


「はぁ?なんで?」


えっ?なんでって…


「俺、離れんの嫌なんだけど」


「っ…/////」


やばい…


心臓破裂する!


酔ってるから璃羽都の本心じゃないのはわかってる。わかってるけど…
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