死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
私がそう言うと


「なぁ。少しこのまま寝ていいか?」


璃羽都が聞いてきた。


そんなの…


「良いに決まってるじゃん」


私が笑顔で言うと、璃羽都は目をつぶり1分もしないうちに眠りについた。


すぐに寝るってことは相当眠かったんだね。


いっぱい寝て元気になってね。


そして、またいつものように笑ってね。


璃羽都は笑顔が似合ってるんだから。


璃羽都が笑ってるだけで、私は幸せな気持ちになる。


こんなにも璃羽都のことを好きになるなんて思ってなかったなぁ。


ここまで好きになっちゃったら、離れる時が辛くなっちゃうな…。


そんなことを思っていると私も眠くなってきてそのまま眠ってしまった。
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