死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
baideddoのやつらやっと減ってきたな…


でも、まだまだ居やがる…


「チッ…」


俺が舌打ちしながら次々にbaideddoのヤツらを殴っていると


「おい、今日は引くぞ!」


baideddoの方から声がした。


引く?


「どういうことっすか!!まだ俺らは殺れます!」


baideddoの下っ端達は引くことに納得出来ていなかったらしいが


「総長からだ。"今日の目標は達成した。今すぐ下がれ"とのことだ。」


とbaideddoの伝言係みたいなやつが大声で言うとbaideddoの下っ端たちはオズオズ帰って行った。


今日の目標…


なんだそれ…


ここまでやったんだ。今逃がす訳には…


俺はそう思い


「動けるヤツらはbaideddoを逃がすな!」


大声で言うと何人かはすぐにbaideddoの奴らを逃がすまいと追ったものの…


baideddoの奴らは逃げ足が早かったらしく誰1人止められなかった。


チッ。まぁ、今回は良いか。


こっちも怪我人がいてこれ以上は動けそうにないし…


そう思っていると


「総長!baideddoの奴らから…」


下っ端がある封筒を持ってきた。


「これは?」


「baideddoを追っていたときに入れられたんだと…すんません。俺も今気づいて」


下っ端は申し訳なさそうに謝ってきた。


まぁ、追うのに必死だっただろうし…仕方ないだろう。


「気にすんな。コレありがとな」


俺は封筒を持って礼を言うと下っ端は照れくさそうにお辞儀をして俺から離れていった。


さてと…


この封筒何が入ってるんだ?


封筒は軽くて薄い…紙か?
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