死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
「う〜ん……」


って…


「朝?!」


そう。私はあの後寝てしまったようだ。


「おっ、起きたか?」


そう言う璃羽都はコンビニ弁当を食べている。


ゔぅ…悪いことした。


「なんか、ごめん…」


と謝った。


コンビニ弁当はあまり体に良くないから私が作るってこの前約束したばっかりなのに…


「別に良いって。気持ちよさそうに寝てたから俺が起こさなかっただけだし。それよりさ、お前のも買ったんだからお前も食べろよ。」


と言って璃羽都は自分の隣を叩く。


そして私はベットから起き上がり璃羽都の傍に行ってご飯を食べ始める。


「明日はちゃんと作る」


「おう。」


あれ?そういえば私昨日のチラシって捨てたっけ?


「あ、あのさぁ、」


「ん?」


「その…」


「ん?」


何が言いたいんだろう?珍しく璃羽都がムズムズしている。


「何が言いたいの?はっきり言ってよ。」


「もしかして家から出てって欲しい?別にいいよ。」


そう言うと私がカバンを取りに行こうとした時だった。


「そうじゃない!!ただ…」


「ただ?」


と話している時だった


ガチャ!!


ん?この音は…確か玄関の…


「やっほ〜!!」


「「ゲッ」」


「未雨ちゃーん!!久しぶり!!」


玄関から蒼弥が入ってきていた。


「ん?2人とも何してたの?」


「ん?別に何も。」


「それよりさぁ」


と言って蒼弥は私の隣に腰を下ろした。
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