死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
「未雨を救ってくれてありがとう。」


と、美月が2人にお礼をした。


「俺は別に何もしてない。」


と素っ気なく言う遥輝に


「まぁね。未雨ちゃんには生きてもらわないとね?」


と言う蒼弥。


「だから、救わなくて良かったの!!美月もお礼しなくていいよ。」


「私はっ「ダメ!!生きてもらわなきゃ私が困るでしょ?」


私は美月に話を遮られた。


そんな私たちを見て2人はわかったようだった。


私は死にたいけど、美月はそれを止めたいのだと。


すると蒼弥は美月の手を握って


「美月ちゃん、俺らと協力しねぇ?」


と美月に話しかけた。


「協力?何を?」


「未雨ちゃんを死なせないための!!」


と蒼弥が笑顔で言うと


美月はすぐにコクコクと頷き


「賛成!!よろしくです!!」


気がつけば、何故か3人は和解していた。
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