死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
「未雨?もしかしてだけど、自分が狙われれば良かったなんて思ってないよね?」


すると美月が私が思っていたことを当てた。


「っ…」


「ハァ…未雨ってば…。私は未雨が傷つくのなんて見たくないんだからね?分かってる?」


美月…


「大丈夫。私は大丈夫だから、それより自分のことを心配してよ。」


ごめん。


私は美月に嘘をついた。


本当は美月が言ったこと全くわかってない。


何で美月は私が傷ついたり嫌なの?


私はそんな事…どうでもいいのに。


と思っていると


ピリピリ…


私の携帯がなった。


「ごめん。電話してくる…」


病室を出て携帯を見ると


「そろそろだと思ってた…」


と呟き電話を取った。


電話が終わると病室に戻り


「美月、私急用出来たから今日は帰るね。」


「あっ…うん。今日はありがとね!」


「私は何もしてないよ?礼なら蒼弥たちに言いなよ。」


美月に言って璃羽都を見て


「今日は家に帰らないかも。」


「美月のことよろしくね?じゃあ。」


私は病室を後にし、あるところに向かった。
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