死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
【璃羽都side】
「未雨少し元気なかったね。」
未雨が急用ができたと言って帰ってすぐ夏那が言い出した。
「うん…。急用って何だったんだろう…」
美月がそう言うと
「美月も分からないの?」
夏那は美月に聞いた。
「うん。私は未雨になんでも話すけど、未雨はそうじゃないの。」
「未雨はいつも1人で考えるから…」
美月は悲しそうな顔でそう言った。
「そっか…。まぁ、今度会った時に聞けばいいか。」
「そうだね!!」
なんて会話をし、今日は解散となった。
「みんな、本当にごめんね。今日はありがとう。」
「全然!!じゃあまたね!!」
そう言って夏那は遥輝と病室を出ていった。
俺は、
「美月ちゃん、何かあったらいつでも連絡していいからね!!」
なんて言う蒼弥と帰ることにした。
美月はと言うと
軽い怪我だったが、念の為2日間入院することになった。
「未雨ちゃん、今日帰らないみたいなこと言ってたけど他に行く場所あんのかな?」
確かに…。
でも、勝手に死なないとは約束したし…。
「俺にもわかんねぇーよ。」
「そっか。璃羽都にもわからねぇーんじゃ、俺には当たり前にわかんねぇーや。」
「じゃあ、未雨ちゃん帰ってくるまで璃羽都1人だと寂しいだろうし俺、今日璃羽都の家に泊まってやるよ。」
なんて言い出した。
「はぁ?!来んなよ!!倉庫にでも泊まれ。」
俺はそう言ったが
「倉庫に1人は寂しいだろ!!今日はみんな居ねぇーんだよ!!」
やっぱりそれが理由か…。
蒼弥も帰る家がなく、いつもは他の下っ端のヤツらと一緒に倉庫に泊まっている。
が、今日は下っ端の奴らは居ないらしい。(なぜ居ないかは知らないが)
「チッ…仕方ねぇーな。」
「今舌打ちしたろ?!酷いじゃねぇーか!!」
「うるせぇー。」
「璃羽都酷くね?あー!!未雨ちゃん居たら未雨ちゃんに慰めてもらおうとしたのに!!」
本当にうるさい。
こいつ、どうにかなんないかな?
「なぁ、璃羽都!!」
「うるせぇ…。黙って歩けよ…。」
と俺は言うものの、
「別にいいじゃねぇーか。誰にも迷惑かけてねぇーし」
俺が黙れと言っても黙らない蒼弥。
俺に迷惑かかってるつーの。
なんて思ったものの面倒臭いから言わないことにした。
家に着くと
「璃羽都の家はひさしぶりだなぁ〜!!」
蒼弥は自分の家のようにくつろぎ始めた。
「一応、俺の家だからな?」
「ん?璃羽都の家なら俺の家のようなもんだろ」
「ハァ…」
お前には何を言っても無駄だな…。
「あぁ。そうだな…」
と答えて俺はコンビニで買ってきた弁当を机にだし、食べ始めた。
「なぁ…。璃羽都…」
蒼弥が喋りだしたので
"次は何なんだ?飯中くらい静かに食べれよ。"
なんて言おうとしたが
それは蒼弥の顔を見ると言えなくなった。
だって…
「真剣な顔してどうしたんだよ。」
そう。蒼弥は真剣な顔をしていたのだ。
「未雨ちゃん…帰ってくるよな?」
はぁ?
「何言ってんだ?」
「なんか…。嫌な予感がすんだよ。」
蒼弥の嫌な予感…。
「ほんとか?」
「あぁ。それもただの嫌な予感じゃねーんだ。いつもとはちげぇーんだよ。」
蒼弥の予感は十中八九当たる。
「いつもとは…違う?」
「あぁ。何も無ければ良いんだが…。」
その時はそれで話を終えたが、
「未雨少し元気なかったね。」
未雨が急用ができたと言って帰ってすぐ夏那が言い出した。
「うん…。急用って何だったんだろう…」
美月がそう言うと
「美月も分からないの?」
夏那は美月に聞いた。
「うん。私は未雨になんでも話すけど、未雨はそうじゃないの。」
「未雨はいつも1人で考えるから…」
美月は悲しそうな顔でそう言った。
「そっか…。まぁ、今度会った時に聞けばいいか。」
「そうだね!!」
なんて会話をし、今日は解散となった。
「みんな、本当にごめんね。今日はありがとう。」
「全然!!じゃあまたね!!」
そう言って夏那は遥輝と病室を出ていった。
俺は、
「美月ちゃん、何かあったらいつでも連絡していいからね!!」
なんて言う蒼弥と帰ることにした。
美月はと言うと
軽い怪我だったが、念の為2日間入院することになった。
「未雨ちゃん、今日帰らないみたいなこと言ってたけど他に行く場所あんのかな?」
確かに…。
でも、勝手に死なないとは約束したし…。
「俺にもわかんねぇーよ。」
「そっか。璃羽都にもわからねぇーんじゃ、俺には当たり前にわかんねぇーや。」
「じゃあ、未雨ちゃん帰ってくるまで璃羽都1人だと寂しいだろうし俺、今日璃羽都の家に泊まってやるよ。」
なんて言い出した。
「はぁ?!来んなよ!!倉庫にでも泊まれ。」
俺はそう言ったが
「倉庫に1人は寂しいだろ!!今日はみんな居ねぇーんだよ!!」
やっぱりそれが理由か…。
蒼弥も帰る家がなく、いつもは他の下っ端のヤツらと一緒に倉庫に泊まっている。
が、今日は下っ端の奴らは居ないらしい。(なぜ居ないかは知らないが)
「チッ…仕方ねぇーな。」
「今舌打ちしたろ?!酷いじゃねぇーか!!」
「うるせぇー。」
「璃羽都酷くね?あー!!未雨ちゃん居たら未雨ちゃんに慰めてもらおうとしたのに!!」
本当にうるさい。
こいつ、どうにかなんないかな?
「なぁ、璃羽都!!」
「うるせぇ…。黙って歩けよ…。」
と俺は言うものの、
「別にいいじゃねぇーか。誰にも迷惑かけてねぇーし」
俺が黙れと言っても黙らない蒼弥。
俺に迷惑かかってるつーの。
なんて思ったものの面倒臭いから言わないことにした。
家に着くと
「璃羽都の家はひさしぶりだなぁ〜!!」
蒼弥は自分の家のようにくつろぎ始めた。
「一応、俺の家だからな?」
「ん?璃羽都の家なら俺の家のようなもんだろ」
「ハァ…」
お前には何を言っても無駄だな…。
「あぁ。そうだな…」
と答えて俺はコンビニで買ってきた弁当を机にだし、食べ始めた。
「なぁ…。璃羽都…」
蒼弥が喋りだしたので
"次は何なんだ?飯中くらい静かに食べれよ。"
なんて言おうとしたが
それは蒼弥の顔を見ると言えなくなった。
だって…
「真剣な顔してどうしたんだよ。」
そう。蒼弥は真剣な顔をしていたのだ。
「未雨ちゃん…帰ってくるよな?」
はぁ?
「何言ってんだ?」
「なんか…。嫌な予感がすんだよ。」
蒼弥の嫌な予感…。
「ほんとか?」
「あぁ。それもただの嫌な予感じゃねーんだ。いつもとはちげぇーんだよ。」
蒼弥の予感は十中八九当たる。
「いつもとは…違う?」
「あぁ。何も無ければ良いんだが…。」
その時はそれで話を終えたが、