愛は惜しみなく与う⑦
さてと!
仕切り直すようにお姉ちゃんは手を叩く
「あんたは似たようなあたしに、自分を変えてくれる期待をした。ほんでもって、独り占めできひんから、イライラしてこんなことしたってことで、オッケー?」
ものすごく雑で簡潔すぎるまとめ方
お姉ちゃんは…
今までずっと悩んできた事なのに、そんな風に片付けて良いんだろうか
泉さんもそう思ったのか、目を丸くして驚いている
「俺が言うのもなんだけど、お前は頭がおかしいのか?」
「どこでそう感じてん!ちゃんと分かりやすくまとめたやろ!」
「いや……でも俺は…もう、はいそうですかって終われないけど」
スッキリした顔のお姉ちゃんの腕を掴むサトル
その目は元の目に戻りつつある
「まぁそうやろな。気持ちを整理されて納得できるなら、ここまで拗らしてないやろうな」
掴まれていない方の手首をプラプラと左右に振るお姉ちゃん
私はそれを見てることしかできなかった。
「後はもう、拳で語り合おうか」
お姉ちゃんはそう笑って、目に前にいるサトルを、思いっきり殴り飛ばした
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仕切り直すようにお姉ちゃんは手を叩く
「あんたは似たようなあたしに、自分を変えてくれる期待をした。ほんでもって、独り占めできひんから、イライラしてこんなことしたってことで、オッケー?」
ものすごく雑で簡潔すぎるまとめ方
お姉ちゃんは…
今までずっと悩んできた事なのに、そんな風に片付けて良いんだろうか
泉さんもそう思ったのか、目を丸くして驚いている
「俺が言うのもなんだけど、お前は頭がおかしいのか?」
「どこでそう感じてん!ちゃんと分かりやすくまとめたやろ!」
「いや……でも俺は…もう、はいそうですかって終われないけど」
スッキリした顔のお姉ちゃんの腕を掴むサトル
その目は元の目に戻りつつある
「まぁそうやろな。気持ちを整理されて納得できるなら、ここまで拗らしてないやろうな」
掴まれていない方の手首をプラプラと左右に振るお姉ちゃん
私はそれを見てることしかできなかった。
「後はもう、拳で語り合おうか」
お姉ちゃんはそう笑って、目に前にいるサトルを、思いっきり殴り飛ばした
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