愛は惜しみなく与う⑦
そのハンバーグは、小さい頃から志木が作ってくれていたハンバーグ。
あたしの大好きなハンバーグ…
え?
パッと顔を上げると、みんながいた
「こいつ、何回起こしても起きなかったのに、目の前にハンバーグ置いたら起きたぞ!?食い意地やべーな!」
「朔!杏は全然食べれてないんだ。仕方ないだろ?帰ったら俺がご飯つくるからな?」
目をパチクリ
なんで病院で志木のご飯が出てくるのか。
そんなことを問いだしたら、キリないよな。
志木やもんな。
なんかしよるわな
「とりあえず食べれそうなら食べてください。キッチンを借りて作りましたので、美味しいですよ」
笑顔の志木
「さっさと元気になれよ」
コツンと朔の拳がオデコに当たる
「お前!頭に響くだろ」
そして朔は泉に鳩尾を殴られて蹲る
「杏、とりあえず腹に飯いれろ。頬もやつれてる。元気な顔じゃないと、ソワソワする奴が多いんだ。俺を含めてな。だから早く元気になって」
泉はそのまま自然とあたしの頬に優しく触れて、にこりと笑って離れた。
あたしの大好きなハンバーグ…
え?
パッと顔を上げると、みんながいた
「こいつ、何回起こしても起きなかったのに、目の前にハンバーグ置いたら起きたぞ!?食い意地やべーな!」
「朔!杏は全然食べれてないんだ。仕方ないだろ?帰ったら俺がご飯つくるからな?」
目をパチクリ
なんで病院で志木のご飯が出てくるのか。
そんなことを問いだしたら、キリないよな。
志木やもんな。
なんかしよるわな
「とりあえず食べれそうなら食べてください。キッチンを借りて作りましたので、美味しいですよ」
笑顔の志木
「さっさと元気になれよ」
コツンと朔の拳がオデコに当たる
「お前!頭に響くだろ」
そして朔は泉に鳩尾を殴られて蹲る
「杏、とりあえず腹に飯いれろ。頬もやつれてる。元気な顔じゃないと、ソワソワする奴が多いんだ。俺を含めてな。だから早く元気になって」
泉はそのまま自然とあたしの頬に優しく触れて、にこりと笑って離れた。