愛は惜しみなく与う⑦
順番的に私も話す感じですね。そう志木は笑った。
「初めは杏様と2人でずっと居ました。仲間が増えていくことを、初めは不必要だと思っていました。でも杏様が喜ぶから、様子を見ようと…勝手に自分の中であなた達と線を引いていました。
杏様のために始めた薔薇も、いつのまにか、私の居場所にもなっていました。私自身も、貴方たちの明るさに惹かれ、心地よさを覚えて……守っていこうと思いました。
何かを偽っていたとしても、あの時私が貴方たちと共に過ごした時間に偽りはありません。向けた言葉や行動全て偽りもありません。
私にとっても素敵な場所で、杏様の心を溶かしてかれた貴方達を、私は誇りに思います」
志木……ありがとう
みんなの手が重なり、自分の手に重みを感じる
あたしはあの頃、この重みを背負う覚悟はしてた。何があっても守ると決めてた。
この重みは決して重圧とか嫌なものではない。あたしがみんなと共に過ごしていくってゆう証やった。
みんなの言葉を聞いて早速目が潤んできたけど、あたしもまだ伝えたいことがある。
「初めは杏様と2人でずっと居ました。仲間が増えていくことを、初めは不必要だと思っていました。でも杏様が喜ぶから、様子を見ようと…勝手に自分の中であなた達と線を引いていました。
杏様のために始めた薔薇も、いつのまにか、私の居場所にもなっていました。私自身も、貴方たちの明るさに惹かれ、心地よさを覚えて……守っていこうと思いました。
何かを偽っていたとしても、あの時私が貴方たちと共に過ごした時間に偽りはありません。向けた言葉や行動全て偽りもありません。
私にとっても素敵な場所で、杏様の心を溶かしてかれた貴方達を、私は誇りに思います」
志木……ありがとう
みんなの手が重なり、自分の手に重みを感じる
あたしはあの頃、この重みを背負う覚悟はしてた。何があっても守ると決めてた。
この重みは決して重圧とか嫌なものではない。あたしがみんなと共に過ごしていくってゆう証やった。
みんなの言葉を聞いて早速目が潤んできたけど、あたしもまだ伝えたいことがある。