冬の花
高校が終わり、その後は学校の近くの居酒屋ですぐにアルバイト。
私が働くのは夜の営業迄の時間で、
主に仕込みや洗い物。
本当はもっと長い時間働きたいけど、
店主に高校生を夜は店に出せないと言われている。
なので、掛け持ちも考えたけど、この辺りに他に働けそうな店もなく、
もっと遠く市街地に行かないといけなくなる。
だから、どうしようか、と悩んでいる。
帰りのバスに乗り、村のバス停で降りる。
夕方の18時を過ぎた今、辺りは既に真っ暗になっていて、泣きそうな程に風が冷たい。
アルバイトを増やす事をどうするかを考えながら、雪道を歩く。
やはり、週末に駅近くのファストフード店で働こうか?
今まで、週末は貯まった家事や勉強をしていたけど、
家事はともかく、勉強はもうそれほどしなくていいのかもしれない。
今朝佑樹と話していて気付いたけど、
私は大学に行けないだろうし、
勉強なんてもう必要ない。
なら、いっその事高校も辞めてしまっても…。
そう考えて、流石に高校だけは卒業したいと思い直した。
私が働くのは夜の営業迄の時間で、
主に仕込みや洗い物。
本当はもっと長い時間働きたいけど、
店主に高校生を夜は店に出せないと言われている。
なので、掛け持ちも考えたけど、この辺りに他に働けそうな店もなく、
もっと遠く市街地に行かないといけなくなる。
だから、どうしようか、と悩んでいる。
帰りのバスに乗り、村のバス停で降りる。
夕方の18時を過ぎた今、辺りは既に真っ暗になっていて、泣きそうな程に風が冷たい。
アルバイトを増やす事をどうするかを考えながら、雪道を歩く。
やはり、週末に駅近くのファストフード店で働こうか?
今まで、週末は貯まった家事や勉強をしていたけど、
家事はともかく、勉強はもうそれほどしなくていいのかもしれない。
今朝佑樹と話していて気付いたけど、
私は大学に行けないだろうし、
勉強なんてもう必要ない。
なら、いっその事高校も辞めてしまっても…。
そう考えて、流石に高校だけは卒業したいと思い直した。